平成30年度第20回建築作品表彰 優秀賞
中部横断自動車道「佐久南IC」に位置するサービスエリアと道の駅の性質を併せ持つ施設です。様々な人、モノ、コトが集まる場所を『大きな屋根』という緩やかなシェルターで計画しました。
周辺の田園風景と山並みに調和した懸垂曲線を描く大屋根は、佐久市産材唐松の集成材梁を1m間隔で配置することにより木造の重厚感と軽やかさを両立させています。
地中熱利用空調、太陽光発電、発電機、受水槽を備え、再生可能エネルギーを利用しながら災害拠点として継続利用が可能な常に人々の拠り所となる施設を目指しました。