世田谷区内では子どもの数が減り学校が統合されている地域もある中、喜多見エリアでは宅地化が進み、今後も児童数の増加が見込まれるため、増築校舎を整備しました。設計するにあたって以下の通り、子どもたちの学び舎、生活の場として、安心・安全に利用できる学校づくりを目指しました。
●子どもの学び舎と生活の場として、1階に学童クラブや多目的ルーム・ランチルーム、特別支援学級機能を配置するとともに、2階には普通教室や大小2つのワークスペースと図書館を整備し、子どもの居場所づくりや様々な交流、多様な学習形態に対応できる学校づくり
●地域の防災拠点として、1階に地区防災倉庫や多目的ルームを設置し、災害時に学校が地域の避難所として機能できる計画
●誰もが安全・安心に利用できる施設づくりとして、だれでもトイレや車いす対応の昇降機の設置等ユニバーサルデザインに配慮した計画