400人収容 多目的ホール 平土間形式(昇降床+椅子収納システム)
【ふるさと意識を高める町づくり拠点】
浅科村の文化ゾーン(旧中学校跡地)に建つ、「人と文化の交差点」をテーマにした複合文化施設(ホール、図書館)です。浅科村の伝統・風土・自然環境を重視し、周辺環境と調和する瓦を用いた外観デザインと、優れた眺望を活かした広場を計画しました。
■誰でも利用し易い施設を目指して
施設内は全てバリアフリーです。特にホールはステージと客席の段差がなく、客席の床を一部昇降式としたことで、平土間形式・段床形式の利用を可能にしました。(残響時間1.1~1.3秒)
■自然資源の活用
冬季におけるダイレクトゲイン(直射日光)を南面大開口部及び大きな吹抜から導入、暖房負荷を軽減します。夏季は設置した庇状ファンによって日光を完全に遮断することができます。
■各施設紹介
•400人収容の多目的ホール
平土間形式(昇降床+椅子収納システム)の導入で、コンサート会場、体育館など、利用の可能性を広げます。
•ホワイエ
自然光だけで展示を行える展示ギャラリーと、談話喫茶コーナーは、地域住民同士の交流・集いの場として利用できます。
•図書館
自然光が取れ、ゆとりを感じるよう天井を高くしました。