デザイン
真田十万石の城下町として栄えた松代町の歴史深い街並みの中で、病院機能と松代の歴史が調和する建築を心がけました。
圧迫感を与えないやわらかな色調と、建物内に明るい光が差し込むアーチを描いたカーテンウォールで、松代地区の健康を支え、最先端医療を提供する病院の性格を表現しました。
エントランスコート上に見られる垂木づくりの天蓋型のひさしは、松代の古くからの城下町文化を取り込み、清潔感と落ち着きを感じさせる外観に歴史の厚みを添えています。
また、施設中心に明るく緑あふれる中庭を設けるなど、患者目線での病院を追求し、明るく快適な療養環境を整えました。
設備
免震構造やヘリポートなど、災害時にも病院機能を維持・対応できる設備を整えるだけでなく、環境に配慮した省エネシステムを導入することで、地域に優しい病院としています。